本帖最后由 万宽 于 2014-4-30 22:09 编辑
因王岩先生引荐,故得以和日本葛饰吟社,今田述先生通信,探讨俳句之作法,吾示之《神龙句集》,先生依日本俳句之定式,认真修订之,不胜感激,留此存念。慢慢学习日语,还有很多,要去慢慢领悟的,嘿嘿。。。
003 雪明り嫦娥のウサギひた走る
006 一别の渡し場に立つ吾が柳
017 尺八や一寸の竜空に鳴く
019 美人の掌心の痣や小豆生む
033 かたつむり来(きた)る後ろに銀河あり
091 蟹ははさみを空へ伸せり投降か
036 蟷螂は枯れて鋭きのこぎりに
077 鳳凰の傍に集(つど)うや百千鳥
080 プリズムがてのひらに春の錦載せ
081 黄河流る吾の血筋の中の龍
084 観潮や八百の馬江に湧く
092 小豆粥に熱い涙や紅燭下
114 淡い墨を筆につけたる雲の峰
123 我と彼のこころの分離梨を剥く
128 七尺の魂(たま)焼入れよ炉の劍に
143 罅入りし塀に血の筋震災忌
150 王羲之の筆も酔いたり流觴に
172 オートバイ遠乗りするも秋の声
175 ひと呼吸置いたる鰓のスイートピー
178 鷲翼を広げて視界開きたり
197 苧環(からむし)の花に黄金(こがね)の糸穿つ
204 雲に聳える太宗の碑や先帝祭
223 流感の匙を立たせし影法師
229 秋夕焼碗を満して朱を注ぐ
239 片思い男と遊ぶ歌留多かな
245 如月や姿見の中に嫦娥あり
269 暖を取るt手にミルクティー冬の凪
306 寒暖計水銀光る氷柱(つらら)にも
309 麗日や点睛を欠く初山河
350 歩一歩と影に近づく秋遍路
360 ひと筋に蝌蚪が尾をふる磁石針
401 その髀肉嘆きを発し馬肥ゆる
407 桐一葉石仏の手に横たわる
443 玉の顔半ば団扇に遮らる
499 誘蛾灯に仏の慈悲の目が閉じる
445 片恋の目で知らせいる春愁(はるうれい)
480 病葉や煙草吸いすぎ肺を持つ
485 連翹や牛に掛けたる銅の鈴
492 鼓虫は徐々に時計のねじを巻く
543 梅干して一つ顔に皺が寄る
547 白昼の城市を消して霾(つちふ)れり
554 門外の細雨がやみぬ青山河
555 後遺症残す患者に余寒かな
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