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山村暮鸟《云》选译

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楼主
发表于 2014-6-30 11:19 | 只看该作者 回帖奖励 |倒序浏览 |阅读模式
山村暮鸟《云》选译
(美空  译)


《春之河》

宽阔漫溢的
春之河
流动  抑或凝滞
因草屑浮动
可知


《又》

春日  乡下大河
眺望之静喜
如舒缓的云
用了喜悦的眼
一路爽朗不倦地
追随


《蝴蝶》


深深的
无语
此处何处呵
蝴蝶


《又》
天多么高
多么高
去了哪里呵
飞走的
那两只蝴蝶
是否再也  回不来


《本质》  


栖于枝头

在荚中
秋的本质
山岗上田畈
笼着金。


《乡间小道》

朝这边走来
姑娘们
乡间小道多么好
麦秆菊开得  多么好
麦穗已秀齐
突然一转身
满目的炫呵
大大的款冬叶盖住脸
无以言说呵
多么好


《又》

乡间小道
农妇和农妇路遇
这么 站着说话
都是坑洼的脸
都是背着  大行囊
一个是麻布袋
一个是娃
天气多么好
两人似乎无比幸福的
嘎嘎笑


《又》

那边
那个鹪鹩般吹口哨的家伙
不见了
为何一晃眼
一会见
一会  就不见了呢

那么远的桑田


《又》

忽的咧开
花一样悄然绽放
孩子睡梦里的  笑颜
云雀在四面八方
“十六十七、十六十七”地
不停吵
乡间小路上
老人面带笑意
正对着一株蒲公英
凝神


《孩子》

山上的映山红
正在开
要去――
你去那儿!
雷公  雷公
孩子说
映山红  她多好!
(注:日本传说雷公是扎虎皮兜裆布,在云上敲鼓的鬼,相传会攫取人的肚脐)


《又》

咦   孩子的声音
是我家孩子的
哭声
四周这么静
咳咳  在哪在哪儿呢
真切切
从神话国传来般
的声音  真的
真好听


《又》

乱蓬蓬的篱笆上
牡丹
是不是在开了?
这样一想
孩子脸上的笑
忽的
就开了


《又》

千草  你这牛皮先生
为何阿爸嘴边会飞起
一只蝴蝶
你倒是  说说看


《又》

孩子  呵  孩子
点着火  把它高高
掷空中
玉米
因了风吹  味才浓
风吹香味浓呵
细细嚼
慢慢吃


《又》

圆滚滚
圆滚滚的
总算长得象西瓜  那么大
孩子说
不过
月亮看起来却并不
好吃的样儿


《又》

孩子说
脑袋  因被敲了很多毛栗
所以长大
才变聪明?


《又》

细竹子一杆一杆
站着
孩子们绕着家
疯跑
晚霞啊
晚霞正满天


《又》

孩子哭着  哭着
回家来
怎么啦
风那坏家伙
拽我  摔一跤
哦呵好啦好啦
看下回阿爸抓住它
将它  狠狠揍

《病榻上的诗》

是清晨
一粒一粒的露
在叶尖尖   闪耀
凝着它的  全心

呵这被辜负了的
一颗   又一颗


《又》

看了  又看
那眼眸中似有黄金的
小小弥陀佛
澄澈闪过
玲子呀
千草
来  叫一声阿爸
好吗  我是多么
愧对


《又》

惶恐呵
不胜
感激惶恐
早上你又替我端来的粥
我凝视过的  牵牛
妻啊
活着  不得不畏惧的
我已
想得清楚


《又》

啊、这好得
有些过分的
松针静静
落下来
挂住蛛网
那一根
或两根


《又》

多奢侈呵 这般
活着
耳边的松涛
白昼的月


《又》

多么感激呵
不胜  惶恐
蟋蟀
是不是连你  也不睡
于这深夜  为我
鸣奏


《又》

如此奢侈呀
多感激
这样的躺在病榻
竟看到你呵
月亮


《又》

惶恐
不胜  感激惶恐呵
妻呀
正是贫穷  才让我们看到
这么美的  月


《月》

忽的——
云开  月出
山丘之上  谁的脚步
慢慢慢慢地
在走


《又》

那一丛熠熠生辉的
明亮之处  是
盛开的牡丹吗

是牡丹呵
这有星星的
月夜多么深


《又》

雾霭深浓
忽远  似近的
月亮光
照着一树
一树什么花儿


《又》

竹林里的
雾霭浓
野蔷薇的细香远远
漫过来
月呵
你  在何处
藏着呢


《又》

呵被月光
照傻了吧那只蝉
松树枝头
灿烂如鲜花
盛开


《云》

喂——云!
这样悠闲
你这
傻不啦叽满不在乎的样儿
是要  去哪里?
直到磐城平  不回头?
。注  磐城平:磐城国。日本旧国名。位于今福岛县东部和宫城县南部。明治4年(1871)废藩置县,改为平县。


《有时候》


亦如我
如我般  茫然无措
在如此宽广  无涯际的
青空
哦老子  此时
会面带笑意  蓦然
出现么


《月》

月夜愈尽

它的移步
愈看  愈真


《又》

向晚  洒扫庭院
是一直在  等我吗
等我一收工
月呵
悄无声息地就
升起来


《又》

渔民三人
如三尊佛朝海  站着
似在说着  什么
话语因了月  太暗
终是
无法听清

附原文:

春の河
たつぷりと
春の河は
ながれてゐるのか
ゐないのか
ういてゐる
藁くづのうごくので
それとしられる

おなじく
春の、田舍の
大きな河をみるよろこび
そのよろこびを
ゆつたりと雲のやうに
ほがらかに
飽かずながして
それをまたよろこんでみてゐる

蝶々
ふかい
ふかい
なんともいへず
此處はどこだらう
あ、蝶々

おなじく
青空たかく
たかく
どこまでも、どこまでも
舞ひあがつていつた蝶々
あの二つの蝶々
あれつきり
もうかへつては來なかつたか

氣 稟   
鴉は
木に眠り
豆は
莢の中
秋の日の
眞實
丘の畑
きんいろ。

野良道
こちらむけ
娘達
野良道はいいなあ
花かんざしもいいなあ
麥の穗がでそろつた
ひよいと
ふりむかれたら
まぶしいだらう
大(でつ)かい蕗つ葉をかぶつて
なんともいへずいいなあ

おなじく
野良道で
農婦と農婦とゆきあつて
たちばなししてゐる
どつちもまけずに凸凹な顏をし
でつかい荷物を
ひとりのは南京袋
もひとりののはあかんぼ
そのうへ
天氣がすばらしくいいので
二人ともこのうへもなく幸福さうだ
げらげらわらつたりしてゐる

おなじく
そこらに
みそさざいのやうな
口笛をふくものが
かくれてゐるよ
なあんだ
あんな遠くの桑畑に
なんだか、ちらり
見えたりかくれたりしてゐるんだ

おなじく
ぽつかりと童子は
ほんとに花でもさいたやうだ
ねむてえだづら
雲雀(ひばり)が四方八方で
十六十七
十六十七
といつてさへづつてゐる
野良道である
なにゆつてるだあ
としよりもにつこりとして
たんぽぽなんか
こつそりとみてゐる

こども
山には躑躅が
さいてゐるから
おつこちるなら
そこだらうと
子どもがいつてる
かみなり
かみなり
躑躅がいいぢやないか

おなじく
おや、こどもの聲がする
家のこどもの泣聲だよ
ほんとに
あんまり長閑(のどか)なので
どこかとほいとほい
お伽噺の國からでもつたはつてくるやうにきこえる
いい聲だよ、ほんとに

おなじく
ぼさぼさの
生籬の上である
牡丹でもさいてゐるのかと
おもつたら
まあ、こどもが
わらつてゐたんだよう

おなじく
千草(ちぐさ)の嘘つきさん
とうちやんの
おくちから
蝶々が
飛んでつた、なんて

おなじく
こどもよ、こどもよ
燒けたら宙に放りあげろ
たうもろこしは
風で味よくしてたべろ
風で味つけ
よく噛んでたべろ

おなじく
まんまろく
まんまろく
どうやら西瓜ほどの大きさである
だが子どもは云った
お月さんは
美味(うま)さうでもねえなあ

おなじく
こどもはいふ
たくさん頭顱(あたま)を
叩かれたから
それで
大人(おとな)は悧巧になつたんだね

おなじく
篠竹一本つつたてて
こどもが
家のまはりを
駈けまはつてゐる
ゆふやけだ

おなじく
こどもが
なき、なき
かへつてきたよ
どうしたのかときいたら
風めに
ころばされたんだつて
おう、よしよし
こんどとうちやんがとつつかまへて
ひどい目にあはせてやるから

《病牀の詩》
朝である
一つ一つの水玉が
葉末葉末にひかつてゐる
こころをこめて

ああ、勿體なし
そのひとつびとつよ

《おなじく》
よくよくみると
その瞳(め)の中には
黄金(きん)の小さな阿彌陀樣が
ちらちらうつつてゐるやうだ
玲子よ
千草よ
とうちやんと呼んでくれるか
自分は耻ぢる

《おなじく》
ああ、もつたいなし
もつたいなし
けさもまた粥をいただき
朝顏の花をながめる
妻よ
生きながらへねばならぬことを
自分ははつきりとおもふ

《おなじく》
ああ、もつたいなし
もつたいなし
森閑として
こぼれる松の葉
くもの巣にひつかかつた
その一つ二つよ

《おなじく》
ああ、もつたいなし
かうして生きてゐることの
松風よ
まひるの月よ

《おなじく》
ああ、もつたいなし
もつたいなし
蟋蟀(きりぎりす)よ
おまへまで
ねむらないで
この夜ふけを
わたしのために啼いてゐてくれるのか

《おなじく》
ああ、もつたいなし
もつたいなし
かうして
寢ながらにして
月をみるとは

《おなじく》
ああ、もつたいなし
もつたいなし
妻よ
びんばふだからこそ
こんないい月もみられる

《月》
ほつかりと
月がでた
丘の上をのつそりのつそり
だれだらう、あるいてゐるぞ

《おなじく》
一ところ明るいのは
ぼたんであらう
さうだ
ぼたんだ
星の月夜の
夜ふけだつたな

《おなじく》
靄深いから
とほいやうな
ちかいやうな
月明りだ
なんの木の花だらう

《おなじく》
竹林の
ふかい夜霧だ
遠い野茨のにほひもする
どこかに
あるからだらう
月がよ

《おなじく》
月の光にほけたのか
蝉が一つ
まあ、まあ
この松の梢は
花盛りのやうだ

《雲》
おうい雲よ
いういうと
馬鹿にのんきさうぢやないか
どこまでゆくんだ
ずつと磐城平(いはきたひら)の方までゆくんか

《ある時》
雲もまた自分のやうだ
自分のやうに
すつかり途方にくれてゐるのだ
あまりにあまりにひろすぎる
涯(はて)のない蒼空なので
おう老子よ
こんなときだ
にこにことして
ひよつこりとでてきませんか

《月》
月の夜をしよんぼりと
影のはうが
どうみても
ほんものである

《おなじく》
くれがたの庭掃除
それがすむのをまつてゐたのか
すぐうしろに
月は音もなく
のつそりとでてゐた

《おなじく》
漁師三人
三體佛
海にむかつてたつてゐる
なにか
はなしてゐるやうだが
あんまりほのかな月なので
ききとれない
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沙发
发表于 2014-8-5 22:49 | 只看该作者
问好美空,很喜欢你的翻译。
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