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井坂洋子、石垣 琳 诗译

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楼主
发表于 2014-7-10 12:13 | 只看该作者 回帖奖励 |倒序浏览 |阅读模式
井坂洋子 (いさか ようこ)
1949年12月16日生人。高校语文教师,1979年发表以表现10多岁少女性意识而具新鲜感的诗集《朝礼》,引起诗坛注目。1983年《GIGI》获H氏奖,1995年《地上充满光明》获高见顺奖。

《朝礼》  [注]

被雨淋湿
就嗅到  熨烫的味儿
散发并弥漫热汽的
女生套装
死心眼儿地  齐整码放
裙摆的褶、褶上的碎线头

早晨的校园
几径  深蓝色河流
紧拽住青白色的手  这流动要诀
紧闭着  贫血的唇

安田还没到
中桥也是

体操开始
听从委员口令
每踮一次脚尖  收拢一次
生殖器的  花瓣
短筒袜滑落
褶皱堆往踝边
值日生抱日志的胸
阴天  日头暗淡
缓缓爬上坡来的
那些人

河流碎波乱涌
微微泛红的肌肤  被深蓝压住
穿过暗色长廊
窗际迎过来的  轻柔
至今留在脸颊的燥热
细细涟漪的心头
远远而来  不需问起的理由

注:朝(zhao)礼,即早会或晨会,是日本学校、企业中早晨见面互致问候、安排一天活动等的小集会。



《制 服》

挣脱缓缓爬上坡来的
反射光
擦身而过的车
被舞乱的  裙摆
与陌生人偶然手碰到手  
这样的事故常有  不足奇
因而我的羞怯也变得
谨小慎微
制服它禁止肤色变化
籍此
任何少女  都美如幽灵
收紧身体它  垮散去的倾向
撑住眼角  上学去
甚至课间休  
甚至被同学指出前
毫不知觉  
裙子内褶牢粘着的那
一缕精液


附原文:
朝礼
雨に濡れると
アイロンの匂いがして
湯気のこもるジャンパースカートの
箱襞に捩れた
糸くずも生真面目に整列する

朝の校庭に
幾筋か
濃紺の川を流す要領で
生白い手足は引き
貧血の唇を閉じたまま

安田さん まだきてない
中橋さんも

体操が始まって
委員の号令に合わせ
生殖器をつぼめて爪先立つたび
くるぶしにソックスが皺寄ってくる
日番が日誌をかかえこむ胸のあたりから
曇天の日射しに
ゆっくり坂をあがってくる
あの人たち

川が乱れ
わずかに上気した皮膚を
濃紺に鎮めて
暗い廊下を歩いていく
と窓際で迎える柔らかなもの
頬が今もざわめいて
感情がささ波立っている
訳は聞かない
遠くからやってきたのだ


制服
ゆっくり坂をあがる
車体に反射する光をふりきって
車が傍らを過ぎ
スカートの裾が乱される
みしらぬ人と
偶然手が触れあってしまう事故など
しょっ中だから
はじらいにも用心深くなる
制服は皮膚の色を変えることを禁じ
それでどんな少女も
幽霊のように美しい
からだがほぐれていくのをきつく
眼尻でこらえながら登校する
休み時間
級友に指摘されるまで
スカートの箱襞の裏に
一筋こびりついた精液も
知覚できない

「朝礼」(昭和54)所収





石垣 琳(isigaki  rin)
大正9年(1920年)2月21日~平成16年(2004年)12月26日。她的诗善用掺杂着幽默感的平易语言,从日常题材出发,直追“人类之存在”的本源问题。
代表作《门牌》。
出生于东京,4岁丧母,此后至18岁,先后有过3位继母。另有3个妹妹,2个弟弟,经历生离死别。小学毕业14岁起在日本兴业银行当事务员,直至退休。二战前、中、后始终支撑家庭生活。同时频频发表诗作。
第19届H氏奖、第12届田村俊子奖、第四届地球奖得主。多篇作品被收入教科书。


《幻之花》
(日本  石垣 琳)译:美空

庭院里
今年的菊花  已满开。
孩时
季节只在眼前展现它的  
一小点儿。
而今  却见着了那  
去年的菊。
前年的菊。
十年前的  菊。
那远道而来的  虚幻的
花们
看见她们欲带走
今年的。  
啊连同眼前的  这一株!
就此  离去呵连我亦  
被那莫名的手  
拽紧。

《风景》
(日本  石垣 琳)译:美空

妈妈  
我  从出生
薄薄胎毛般  
细草蔓延在  全身   
蔓延  直至遥远的海边  
墓地
徐徐的风  吹拂
啊真的  
多好的风  
在吹


《前行》
(日本  石垣 琳)译:美空

树站着
几年
几十年  站着  
对此发出惊叹前  我已活过
四十年。
草站着
不分昼夜  站着
用了薄薄的细叶片
我瞠目之前  多少年
更流转  只因
树  是树。
草  是草。
认识的起点  缘于此。
自此便与一切  走岔道。
我的目的地呵
行至仿佛可见的
那一处  慌忙立定间  
快走!风景
从后面  撵过来



附原文:
幻の花  石垣りん 

庭に
今年の菊が咲いた。
子供のとき、
季節は目の前に
ひとつしか展開しなかった。
いまは見える
去年の菊。
おととしの菊。
十年前の菊。
遠くから
まぼろしの花たちがあらわれ
今年の花を
連れ去ろうとしているのが見える。
ああこの菊も!
そうして別れる
私もまた何かの手にひかれて。

風 景  石垣りん 

お母さん
生まれたときから
うっすらと
生毛(うぶげ)のような
草が生えて
肌一面に
はびこって
遠い海辺の墓までも
そよそよと
風が吹いて
ああほんとうに
いい風が吹いて。


行く    石垣りん

何年も
何十年も
立ちつづけているということに
驚嘆するまでに
私は四十年以上生きてきた。
草が
昼も夜も
その薄く細い葉で
立ちつづけているということに
目をみはるまでに
さらに何年ついやしたろう。
木は
木だから。
草は
草だから。
認識の出発点は
あのあたりだった。
そこから
すべてのこととすれ違ってきた。
自分の行く先が
見えそうなところまできて
私があわてて立ちどまると
風景に
早く行け、と
追い立てられた。

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沙发
发表于 2014-8-5 22:41 | 只看该作者
很细致的介绍,拜读,问好。
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