褴褛
谷川俊太郎
破晓前
诗
来找我了
穿着
褴褛的
词袍
我没有什么可
施与他 只有
接受他的施舍
裂缝的口子
让我瞥见了
他赤裸的身体
于是再次
我缝补了
他的旧裳
(空因翻译)
襤褸
谷川俊太郎
夜明け前に
詩が
来た
むさくるしい
言葉を
まとって
恵むものは
なにもない
恵まれるだけ
綻びから
ちらっと見えた
裸身を
またしても
私の繕う
襤褸
坐
谷川俊太郎
我坐在沙发上
下午天空淡云轻覆
像去壳的蛤
有些事情我非得去做
但我并不起身
不过沉醉于坐中
那些美的依然是美的
即使那些丑的
也显得赏心悦目起来
仅仅存在已经
奇妙无比
我变得不是我自己
我站起来,
喝了一口水
水也妙不可言
(空因翻译)
座る
谷川俊太郎
ソファに座っている
薄曇りの午後
剥き身の蛤みたいに
しなければいけないことがある
だが何もしない
うっとりと
美しいものは美しく
醜いものも
どこか美しく
ただここにいることが
凄くて
私は私じゃなくなる
立ち上がって
水を飲む
水も凄い
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