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廿千芳子《柠檬的车轮》选译

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楼主
发表于 2014-7-15 19:58 | 只看该作者 回帖奖励 |倒序浏览 |阅读模式
本帖最后由 美空 于 2014-7-15 20:02 编辑

廿千 芳子(hatati yosiko)(1944年—   )出生于日本神户。

著有诗集《柠檬的车轮》、《还会再见》、《现在马上就好》等。

获第一届日本现代少年诗集新人奖。

日本儿童文学者协会会员。诗杂志《野草莓》、《皮划艇》成员。

诗作《风》被选入日本小学三年级语文课本;《柠檬》选入日本小学六年级语文课本;《草》选入日本中学二、三年级书写课本。





诗集《柠檬的车轮》

美空  译



《白葱》

直当当的  一截决意





《洋葱》

身体

被片片剥离  剁碎

绝不沉默!

向对手的眼睛返还刺那般的







《青头萝卜》

这是头吗

自己也不知道呢

那就  转一下看





《山葵》

嗤——的一激灵   辣



在水冷的溪流  长成的山葵

它紧绷住身体的念头

是  这般的辣?



*译注:山葵,十字花科多年生草本植物,3-5月间开白色四瓣花。根茎可做辛香料,称芥末。长于水清水温低的山间溪流。





《茄子》

茄子是

一个青紫色的  光光的灯泡

闪啊闪

茄子的里面

有什么在发光

漏了出来吧





《南瓜》

圆圆的家里

种子们  团团聚成

黄的灯



不久前这个家

还只是一朵花



是不是花的时候

从太阳那里得来的光

如今  点亮了种子灯?





《辣椒》

通红的

老自己

对自己生气



会的  什么时候

未知的艰辛

我知道





《卷心菜》

将层层叠起的叶  一片片

有序朝内部

小心地

卷起

卷成小小的球



那样将无从快乐呵

卷心菜





《青椒》

从没想过  要被谁喜欢



耸肩  挺胸

一肚子的辣意见




《生姜》

在擦菜板儿上的  来来回回间

顽固的自己

被软软地擦碎了



从此

成了能和别人好好共处的

新自己





《芝麻》

这么小

却还要在擂钵中不断不断擂  直到

形状也无



可是

无论怎样擂  总不会变没有



越是擂



越是展开去





《西芹》

菜盛好上桌了

省得碍手碍脚

我恭谨地呆在  盘子一端

自始至终

我看着身边事



接二连三

我一动不动

看它们被筷子叫走

最后为什么只剩我孤零零

的一根





《甜瓜》

甜瓜呆在自己  编的白网套里

牢牢的网套

网着

一个浅绿的梦



网眼结实

甜瓜自己也解不开





《草莓》

草莓在自己身体上写

满是标点号的作文

、、、、、

、、、、、

、、、、、

也知道字儿

可要说的话太多

多得漫出来

尽成了  点点点

、、、、、

、、、、、

、、、、、





《柠檬》

柠檬想要  去远方

薄薄切一切  就会明了

薄薄地切一切

就会滚出  好多车轮



弥漫着清香

啊  车轮  车轮  车轮



柠檬想要  去远方








附原文:



「白葱」

まっすぐな一本の決心





「玉葱」

身をはがれ

こまかくきざまれては

黙ってなどいません

相手の目に

刺すような 痛みを

お返し





「青首だいこん」

ここが

首だったか

じぶんでも

しらなかった

まわしてみようか





「わさび」

ツーンとした 辛さ



水の冷たい渓流で育った わさびの

身のひきしまるような思いが

こんな辛さになったかしら?





「なすび」

なすびは

青むらさきの はだか電球



つやつやと

光っているのは

なすびの内側に

何か光るものが

あふれているからでしょうか





「かぼちゃ」

まるい 家のなかで

種たちが

黄色い 明かりになって

団欒している



ついこのあいだまで

この家が

花だったなんて



花だったころ

太陽からもらった光が

いま 種になって灯っている?





「唐辛子」

まっかになって

じぶんで

じぶんを おこってばかり



いつか

辛く 辛くなっていくのを

知りながら





「キャベツ」

重なり合った葉を

一枚ずつ順に

内側に

ていねいに巻きこんで

丸くなっていく



それが

たのしくてならない

キャベツ





「ピーマン」

だれにも すかれようなんて

おもっていません



肩をいからせ

胸をはり

なかには

辛口の意見を

いっぱいかかえて



「土しょうが」

おろしがねのうえを

いったり きたりしているあいだに

がんこな わたしは

やわらかく すりおろされていた



これからは だれかと

うまくやっていけそうな

あたらしい じぶんになっていた





「胡麻」

こんなに 小さいのに

まだまだと

形がなくなるまで

擂鉢の中で

すりつぶされる



でも どんなに

すりつぶされても

なくなったりはしない



すりつぶされれば

すりつぶされるほど

ひろげていく

芳しい香り





「パセリ」

ごちそうが盛られた

お皿の端

わたしは じゃまにならないよう

つつましく



じぶんのよこでおこることを

はじめから おわかりまで見ている



つぎつぎと

ごちそうが呼ばれていくのを

ずっと見ている



そして わたしだけがなぜか呼ばれず

最後にひとりぽっち





「網メロン」

メロンは

自分で編んだ

白いネットの中に

はいっている



かたいネットの中で

うすみどりいろの夢を

閉じ込めている



つよく結んだ網目は

メロン自身にも

ほどけない





「いちご」

いちごが自分の体に書いた

読点ばかりの作文

、、、、、

、、、、、

、、、、、

文字は知っているのですが

おもっていることがあふれるほどあって

読点ばかりになるのです

、、、、、

、、、、、

、、、、、





「レモン」

レモンは

遠くへ 行きたいのです



うすく切れば

それがわかります

うすく切れば

いくつもの 車輪



いい香りをふりまいて

車輪 車輪 車輪



レモンは

遠くへ 行きたいのです



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沙发
发表于 2014-8-5 00:09 | 只看该作者
这几个辣椒有趣。
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板凳
 楼主| 发表于 2014-8-5 12:56 | 只看该作者
嗯,还有好些蔬菜,回头端来
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