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金子美铃(十三首)

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楼主
发表于 2014-8-8 08:32 | 只看该作者 |只看大图 回帖奖励 |倒序浏览 |阅读模式
金子美铃诗(十三首)

美空  译


金子美铃(日本)(1903年--1930年)出生于山口县长门市。年仅26岁殒,被称为“梦幻的童谣诗人”。



《我和小鸟和铃》

我即使张开双手

也不能向空中飞起一点点

可是能飞的小鸟却不能像我一样

在地上快快跑。



我就是晃动我的身体

也发不出美妙的音

可是那鸣唱的铃却不像我一样

知道好多好多的歌谣。



铃、小鸟、还有我

大家不一样 大家一样好。







《蜂和神灵》

蜂在花的里面

花在院子的里面



院子在土墙的里面

土墙在小镇的里面



小镇在日本的里面

日本在世界的里面

而世界  在神灵的里面



后来 后来 神灵啊

他在  小小的蜂的里面







《笑》

它有 漂亮的蔷薇的颜色

比罂粟的种籽

还要细小



洒落到泥土地上的时候

扑的

焰火绽放一般

大大的花儿就开了



如果 如果有眼泪零落

如果这样的笑



多么的 多么的

该是多么美


《风》

看不见的风赶着  天上的山羊

山羊在黄昏的

旷野的尽头

被赶得聚成群。



看不见的风赶着  天上的山羊

当羊群被染上

夕阳的颜色

远远地  笛声响起来。





《奇怪》

我奇怪得不得了

从黑色的云里下下来的雨

闪着  银色的光。

我奇怪得不得了

吃着绿桑叶的蚕  会变白。

我奇怪得不得了

谁都没有捣鼓那葫芦花

它自己一个人  啪地就开了。

我奇怪得不得了

不管我问谁谁都笑着说

这是当然啦。





《泥土》

磕哧  磕哧

被耕作的泥土

会成为好田地  长出好麦子哟。

从早  到晚

被踩踏的泥土

会成为好路  来通车哟。



没被耕作的泥土

没被踩踏的泥土

是不是没有用的泥土

不是  不是

无名的草儿  在那里安住哟。





《向日葵》

太阳的车轮

黄金的  漂亮的车轮。



在蓝天行过

发出  金色的回响。



穿过白云的时候

看见小小的黑星星。



天不知道地不知道  谁也不知道

碾过黑色星星的车轮

突然  失了方向。



太阳被摔出去

他涨红了脸  气鼓了肚皮

黄金的  漂亮的车轮

被扔下远远的凡尘  在很久、很久的从前

被扔了下去。



现在

黄金的车轮  依然追随着太阳

绕着  转不停。





《寂寞的时候》

我寂寞的时候

别人都不知道。



我寂寞的时候

朋友们都在笑。



我寂寞的时候

妈妈很可亲。



我寂寞的时候

菩萨也寂寞。





《水和风和孩子》

绕着天和地

团团转的  那是谁

是水呀。



绕着全世界

团团转的  那是谁

是风呀。



绕着柿子树

团团转的  那是谁。



是想要那树上的柿子的  小孩儿呀。





《树》

花儿谢了

果子熟了。



果子落了

叶儿  也掉了。



接着又发芽

再  开花。



这样轮转多少回

树才能

把它的事儿做完成?





《橡果》

橡果山上捡橡果

橡果装进帽子里  橡果装进围裙里

下山啦  帽子可真碍事哟

要是滑倒多可怕  丢了橡果

戴帽子。



出了山  原野之上百花开

要是去采花  围裙可真碍事哟

一股脑儿  把橡果全丢啦。





《牵牛花蔓》

攀住哪里才好呢

拽着篱笆的牵牛花  四下在寻找。



西边东边都看过

找得累了  还在想啊想。



即使这样也恋着太阳

今天还要  长一寸。



长吧长吧牵牛花  径直向前

杂物间的屋檐  就要够着了。





《山樱》

樱花  樱花  山樱花

把它插在鬓发间。

我就成了 山的仙女了。



樱花  樱花  山樱花

在山樱树下站一站。

是山的仙女  在那儿站。



樱花  樱花  山樱花

说一声跳舞给你看。

是山的仙女  在说话。



樱花  樱花  山樱花

纷纷扬扬舞起来。

舞给  那山仙女看。



樱花  樱花  山樱花

从发间都散落。

改个地儿  落到山道上。







附原文:
私と小鳥と鈴と

   私が兩手をひろげても、
   お空をちつとも飛べないが、
   飛べる小鳥は私のやうに、
   地面(じべた)を速く走れない。

   私がからだをゆすつても、
   きれいな音は出ないけど、
   あの鳴る鈴は私のやうに、
   たくさんな唄は知らないよ。

   鈴と、小鳥と、それから私、
   みんなちがつて、みんないい。





      蜂と神さま

   蜂はお花のなかに、
   お花はお庭のなかに、

   お庭は土塀(どべい)のなかに、
   土塀は町のなかに、

   町は日本のなかに、
   日本は世界のなかに、
   世界は神さまのなかに。

   さうして、さうして、神さまは、
   小ちやな蜂のなかに。





      わらい

   それはきれいな薔薇いろで、
   芥子(けし)つぶよりか
   ちひさくて、

   こぼれて土に落ちたとき、
   ぱっと花火が
   はじけるやうに、
   おほきな花がひらくのよ。

   もしも泪(なみだ)が
   こぼれるやうに、
   こんな笑ひがこぼれたら、

   どんなに、どんなに、
   きれいでせう。




風  

空の山羊追い

めにみえぬ。

山羊は追われて

ゆうぐれの、

広野のはてを

むれてゆく。

空の山羊追い

めにみえぬ。

山羊が夕日に

そまるころ、

とおくで笛を

ならしてる。





ふしぎ

わたしはふしぎでたまらない、

黒い雲からふる雨が、

銀にひかっていることが。

わたしはふしぎでたまらない、

青いくわの葉たべている、

かいこが白くなることが。

わたしはふしぎでたまらない、

たれもいじらぬ夕顔が、

ひとりでぱらりと開くのが。

わたしはふしぎでたまらない、

たれにきいてもわらってて、

あたりまえだ、ということが。







こッつん こッつん

打たれる土は

よい畠になって

よい麦生むよ

朝から晩まで

踏まれる土は

よい路になって

車を通すよ。

打たれぬ土は

踏まれぬ土は

要らない土か

いえいえそれは

名のない草の

お宿をするよ。





ひまわり

おてんとうさまの車の輪、

黄金のきれいな車の輪。

青い空をゆくときは、

黄金のひびきをたてました。

白い雲を行くときに、

見たは小さな黒い星。

天でも地でもだれ知らぬ、

黒い星をひくまいと、

急に曲がった車の輪。

おてんとうさまはほり出され、

真っ赤になっておはら立ち、

黄金のきれいな車の輪、

はるか下界へすてられた、

むかし、むかしにすてられた。

いまも、黄金の車の輪、

お日を慕うてまわります。





さびしいとき

わたしがさびしいときに、

よその人は知らないの。


わたしがさびしいときに、

お友だちはわらうの。



わたしがさびしいときに、

お母さんはやさしいの。


わたしがさびしいときに、

ほとけさまはさびしいの。





水と風と子供
天と地を
くゥるくゥる
まわるは誰じゃ。
それは水。

世界中を
くゥるくゥる
まわるは誰じゃ。
それは風。

柿の木を
くゥるくゥる
まわるは誰じゃ。

それはその実の欲しい子じゃ。





 木
お花が散って
実が熟れて、

その実が落ちて
葉が落ちて、

それから芽が出て
花が咲く。

そうして何べん
まわったら、
この木は御用が
すむかしら。



~  どんぐり ~



どんぐり山で、どんぐりひろて、

おぼうしにいれて、前かけにいれて、

お山をおりりゃ、おぼうしがじゃまよ、

すべればこわい、どんぐりすてて

おぼうしをかぶる。



お山を出たら、野は花ざかり、

お花をつめば、前かけじゃまよ、

とうとうどんぐり、みんなすてる。





~  朝顔のつる ~



垣がひくうて朝顔は、

どこへすがろとさがしてる。



西もひがしもみんなみて、

さがしあぐねてかんがえる。



それでもお日さまこいしゅうて、

きょうも一寸またのびる。



のびろ、朝顔、まっすぐに、

納屋のひさしがもう近い。





~  山ざくら ~



さくら、さくら、山ざくら、

私は髪に挿しました。

山ひめさまになりました。



さくら、さくら、山ざくら、

その木の下に立ちました。

山ひめさまは立ちました。



さくら、さくら、山ざくら、

舞っておみせ、といいました。

山ひめさまがいいました。



さくら、さくら、山ざくら、

ひらりしゃらりと舞いました。

山ひめさまにみせました。



さくら、さくら、山ざくら、

髪から、みんな散りました。

駈け駈けかえる山みちで。

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沙发
发表于 2014-8-8 09:27 | 只看该作者
本帖最后由 万宽 于 2014-8-8 10:06 编辑

身世不幸,纪念。
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板凳
发表于 2014-8-8 12:29 | 只看该作者
梦幻的童谣诗人,怪不得之前的读着能与动漫游联想。
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