本帖最后由 万宽 于 2017-5-31 14:37 编辑
朝寝して寝巻きに映り花の影
春風に万巻の書の如し竹
梧桐を濯ぐ枯死けり潔癖症
雨後の寺の壁に詩書く花杏
飛行機や雲の一痕として空
一行の透明の诗句雨水かな
薄氷を踏みて一寸の裂帛かな
梅真白林逋の妻は薄化粧
梅化身三千美人来月下かな
遠足や豁然として山無数
朧夜や墨色模糊と山水画
行く雁や水面を渡る影無数
スタートの号砲が鳴る春の雷
少年の心事の乱や花吹雪
十年の心跡の乱花吹雪
春愁や静脈徐々と輸血中
軽盈の万枚として飛雪は
銀箔の万枚として飛雪は
一夜江山玉琢成雪の宿
花吹雪の異国の血が混じっている
春水の柔や老子の愛好者
灵柩に時々桜蘂降るなか
天高し雲竜の私語の声聞く
胸中に空虚なる節や竹の秋
川涸れて万匹の鱼静止する
春潮の万丈高し一時間
鉄瓶に宵越しの湯や秋深し
聖人は山頂の木や風光る
聖人の天道の論亀が鳴く
歴代の聖賢の道秋燈下
千年の思想の川の氷解く
平川の掌の中の残雪
川柳上下対称の倒影
流氷來る銀鱗を出し竜泳ぐ
行く春の詩の一行の墨燥ぐ
青々と目玉の動き柳の芽
煌々と竜の眼を開く満の月
本線の終点となる暮の春
生涯の一瞬の美や桜咲く
河清俟つ聖人の出の余寒かな
鶴や獨與天地精神往來
春聯の門の中の桃の花
金縷梅や家の一本の黄金
朝寝して鵬の背に乗っている
氷面鏡n 次元の空間や
暁や目薬をさす露の玉
生命の微弱の声や抱卵期
抱卵期腹下星辰動きけり
凝り屋傷心所系是梅花
春眠の畳の上の臥竜かな
詩一行又一行の雨水の夜
目の中に心の中に春愁
別れ霜AIの世界の無感覚
動脈の奏鳴曲や春の川
經幡を乱れ振る春風五色
永き日のAIの光の中に人
半身の氷肌を裂く残る氷
我とAIの詩人の戦の春深し
痛快な詩を狂吟す春疾風
一行の光一巻の春の宵
落花が舞う一瞬の空は舞台かな
花吹雪一瞬の舞は宙に浮く
此身清白若梨花詩卷中
此身清白若梨花掩卷中
此身清白若梨花釈卷中
冬怒濤の海の上は前衛書
脳内に三次元の瀧凍てる |